ムンク展と分かる人には…

 昨年末、母から東京都美術館で開催している
ムンク展へ行きたい。と
連絡が来ました。
実は24年前の1993年に
出光美術館で開催した
ムンク展「愛と死」を
両親と私で鑑賞しています。

母はもう一度見たい。という
気持ちが強かったようで
これも親孝行かな…とお供しました。


美術館へ入館後はお互い別々に鑑賞。
当然のごとく、先に私が出口へ到着。
出口でしばらく母を待っていると
「すみません…ちょっと宜しいですか?」と声がかかる。
「はい…何でしょう?」と私。

私が着ていたアランニットに興味を持たれ
声をかけてくださったのは
年配の女性お二人。
しばし、ニットについてお話しをし
「創作意欲が湧きました。ありがとう。」と
仰り、お別れました。

ようやく母が鑑賞し終わり
ちょうど昼食の時間帯です。
行ってみたいと言っていた
伊豆英 梅川亭へ…
うな重をご馳走になりました。
ありがたや…(←手を合わせて拝んでいる)


うな重をいただきながら
アランニットについて
声をかけていただいたことを
母に話すと「よく見てるわぇ~」と感心し
私は「わかる人にはわかるんだね」と
嬉しい気持ちに浸れました。

鑑賞後に判明したのは
1993年に鑑賞した「叫び」は
1893年制作の油彩で
今回来日している「叫び」は
1910年のテンペラでした。
年明けバタついていて
リサーチに時間が取れず
母へ事前に知らせてあげられず
申し訳なかったです…

その母に昨年末
大きな出来事が起こっていました。
それはまた、次の機会にしましょう…

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