携帯の断捨離

世の中に携帯電話というものが出回って

どのくらい経つのだろう。

私はかなり遅く携帯を持つようになった。

つい、17日の午後まで使用していた

ガラケーは2011年東日本大震災の頃からの

付き合いだった。

仕事量を減らしたことで

携帯電話を所有する意味を
感じなくなって数か月…

契約電話会社からのスマホへの

乗り換えの案内さえ

煩わしくなっていた。

弟と母がスマホへ乗り換えるとの

連絡を受け、私はこの際

携帯を断捨離することにした。

17日の午後、某電話会社の窓口へ

出向き、解約手続きをした。

まぁ、解約する訳だからいい顔はしない。

やれ、契約期間がどうだのと金銭の話が出る。

「お支払いしますので、解約します」と

私はキッパリ答えた。

これで、仕事中に来たメールや
着信をチェックすることも

公共機関で電源を切る
手間ともおさらばだ！

母のスマホへの乗り換えに
時間がかかるのは想定内。
持参していたベートーヴェンの
交響曲第4番をポケットスコアで
勉強しながら、その時間を過ごした。

今後の連絡方法は固定電話と
パソコンメールのみとなる。

金曜日にパソコンを新調しに
某電気量販店へ行き

携帯を止めるからポイントを
全部使い切りたい。と伝えると

店員さん

「乗り換えはあっても、止めるという方は中々いらっしゃいません」

それを聞いて思わず
私は笑ってしまった。

携帯もスマホも便利だけど

他人にも自分にも

ある意味、無理を強いるものでもあります。

親しき中にも礼儀あり…
そんな風に思います。

そして、私は会って話がしたい。
言葉にしなくても会って顔をみれば
わかることもあるから…

さぁ、これから携帯が無い
生活が始まります。

どんな風になっていくか

ある意味楽しみです。笑。