太田哲三さんの小石原焼
まだ、いるかな…
もし、いたら我が家へ…と
数か月前、銀座たくみで
見かけたすり鉢…
太田哲三さんの作品。
動画を拝見したら
佇まいが素敵な方でした。
小石原焼は福岡県の東南
大分県境に近い山間にあります。
峠を一つへだてたところには
大分県の小鹿田焼があり
同じ手法と釉薬で
よく似ています。
下の器は小鹿田焼。
銀座たくみの店主曰く
今はすり鉢の作り手が
なかなかいらっしゃらないのです…
派手さはないものの
土の温かみを感じます。
手に取ると、ほっこりとした
優しいぬくもりがありつつ
すり鉢としての
重みもちゃんとある。
胡麻和えやポテトサラダを作って
そのまま食卓においても美しい。
こういう器には
ステンレスのような
カトラリーより木製のものが
しっくりと馴染みます。
当初、銀座たくみへは
梅干しを入れる
蓋付きの器を探しに
行ったのです。
蓋付きは難しく、すり鉢同様に
作り手がいないのだそうです。
店主に相談したところ
作ってもらわないと困るから
注文を出しておきましょう…と
2合から3合くらいのもので
お願いしてきました。
11月下旬には
蔵出しがあるそうで
「掘り出しものが出てきますから
是非、いらしてください」
「はい、楽しみにしています」と
私は答えた。
「待つ」っていうのは
心がワクワクするってことだよね…とか
「ワクワク」するって大切よね…
なんて考えながら
家路につきました。
梅干し用の器…
いつ来るかな…
楽しみ。
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