お櫃 と 旭一号

浅草寺雷門前を通る
雷門通りを西方向に進んで
1つ目の信号を曲がるとそこは
浅草オレンジ通り。

オレンジ通り入り口の右角にある
生活雑貨を扱う、やま吉さんを
進んで数軒先に
柴田慶信商店があります。


外からも店内の様子が見えます。
天然杉の曲げもの沢山。
お弁当箱、和せいろ、お盆など
見ているだけで楽しい。
そして、私が見たかったお櫃。
いつも店頭にはサンプルがあるだけ。
それも知っていたけれど
大きさを確認したくて足を運びました。

店員さんに
「お櫃はサンプルのみですよね?」
と尋ねると、
「そうなんです…あ!でも、もしかしたら…」と
デパート催事から戻った
段ボールの中から、3合用のお櫃が
1つだけ出てきました。


「これ…ください」と私
「ご縁がありましたね。」
「今は半年以上お待ちいただいているんですよ」と
店員さん。

お弁当箱も同じだけど
隅が丸くなっているから
ご飯粒が入り込まず、お手入れが楽。

使った後は、お湯か水を注いで
汚れを浮かし、軽くタワシで洗い落します。
それからタワシとクレンザーで
木を磨くように洗います。
その後はしっかり乾燥させて終わりです。


そうそう、大切なことを忘れていました。
勿論、修理もしてくださいますよ。
有難い…

実はお櫃を使うきっかけは玄米。
2年ほど前から食生活を変えて
いよいよ、玄米を食べてみようと決意。

友達のお店MICHIYAで取り扱う
幻の米と言われる「旭一号」は
自然栽培で作られたお米。
つや姫、ゆめぴりか、ササニシキ、
コシヒカリなどの品種改良された
お米の最初の親、要するに原種米です。
初めて玄米を食べるなら、このお米しかない!

前日の夕方から加水を開始。
(鉄瓶で沸かし、冷ました白湯で加水)
耳を澄ますとお米が水を吸ってパチパチと
音を鳴らすのが聞こえる…
翌日、一回りふっくらした玄米。
早速、ル・クルーゼで炊いてみました。


ル・クルーゼに
2合の玄米、540mlの水
(鉄瓶で沸かし冷ました白湯を使用)
小さじ1/2弱のカンホアの塩を入れて
中火にかけ、沸騰したら
弱火にして約35分。
蓋を開けてカニの穴ができていれば
火を止め15分蒸らしてから混ぜ
お櫃へ投入。

分搗き米を食べて数年。
自分でも驚くほど
普通に美味しくいただきました。

これからの食事が益々楽しくなる!と
ニヤニヤしている私。

お櫃と玄米さま…
これから長いお付き合いになります。
宜しくお願いします。

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