地球の堪忍袋

収束する気配のない新型コロナウイルス。
と書いたものの
多くの人々のように
恐れたり怯えたりすることもなく
普通に生活をしている私。
(非国民!と言われるかもしれないけどね)

この2年間の食事改革で得た
様々な情報は数え切れずあり
今回の騒動にも全く動揺していません。

そんな私とは正反対の
我が国のトップは今も迷走中のようです。



日頃から私が免疫力アップで
気を付けているのは「咀嚼
一口30回以上、咀嚼します。

世界中、外出禁止で自宅に
いらっしゃる方々も多いでしょう。
この機会にぜひ調べてみてください。

読売新聞に養老孟司先生の
記事が掲載されていた。


抜粋すると…

「みんな生き物を軽く見ているんだよ。そんな簡単じゃない。
特にコロナウイルスのように微細なものは、構造はわかっても
人間にどう影響するかは未解明です。」

「みんな、自分という人間のことがお留守になっている。
その人間には、同じウイルスに感染しても体質や遺伝的に
亡くなる人もいれば、元気な人もいる。それが生物多様性です。」

人間には都合がよくない新型コロナも多様性の一つ。
登場してしまったからには、共存するしかない。
だって自分の一部ですから。」

「人とも会えず、経済は止まる。
しかも、いくら人工的に安全な環境をつくっても
自然は多様で絶えず変化するか
頭で考えたシステムでなんとかなると
思わないほうがいい。」

「世の中も自然も、思うにまかせぬものですから
起こったことはしょうがない。その結果をいかに利用し
生き方を見直すかで先行きは違ってくる。
日本の敗戦経験と同じだよ。」

「稲を丁寧に育てれば秋には収穫があるでしょう。
それと同じで、まずは身のまわりにある自然を手入れして
住みやすい社会をつくることから始めたらどうでしょう。」


そして
自然栽培を実践し、環境活動家でもある
岡本よりたかさんは「進化」について
次のように書いています。

ウイルスとは細胞を持たぬ、裸の遺伝子である。
ウイルスの遺伝子は、生物の細胞から抜け出したものである。
ウイルスは人の進化に重要な役割を果たしてきた。
例えば、人の子宮の胎盤形成に
必要な遺伝子は実はウイルス由来である。
このウイルス由来の遺伝子がなければ
正常な胎盤は形成できない。
人とウイルスは共生関係とも
言えるのではなかろうか。であれば
宿主に戻ろうとするのは当然のことだろう。
ただ、戻る場所が違っていたに過ぎない。
生命の循環だけでは進化しきれなかった生物は
ウイルスの水平転移により、画期的な生命へと進化した。
この進化と、どう付き合っていくべきなのだろうか。
僕に答えはないけど、ウイルスが僕に死をもたらすのならば
それは生命の進化の一つと捉えるしかない。
恐れるよりも、生物の片割れとして、着かず離れず
人の進化を見守っていこうと思う。

今回の新型コロナウイルスは
約15日周期で変化しています。
(詳しいことはナショナルジオグラフィックで)
約6か月前に中国、武漢で発生した時点の
ウイルスからかなり変化し
もしかするとヨーロッパとアジアでは
更に違っているかもしれない。

私が凄いと感じているのは
感染していながら無症状の方がいること。
それは
ウイルスと共存できている人たちだから。


私は東日本大震災以来
地球に負担を掛けない生活を心がけてきた。
地球そのものが一つの生命体であり
そこに住まわせて、生かされていると
あの日以降、強く感じたのがきっかけ。

自分の体の中にいる一つの生き物が
爆圧的に増えて悪さをしたなら
あなたはどうするだろう…
きっと、排除したくなるはず。
それは地球も同じ。

これを理解できる又は
感じる人がどれだけいるだろうか…
大気汚染、海洋汚染、土壌汚染
まさに自然破壊。
様々な排ガス、マイクロプラスチック、汚染水、農薬…
挙げたらきりがない。
私たち人類だけが
地球をこれだけ傷つけてきた…
そして、自分たちの都合のいいように
資源を採掘し、生物や植物さえも変えている。
(養殖や遺伝子組み換えなど)

地球の堪忍袋の緒が切れるのは時間の問題だろう。
私たちのライフスタイルの見直しが
地球の怒りを抑える鍵だと私は思う。

今回は重い話題だったから
写真は呑気な我が家のにゃんずにしました。

長文、失礼しました。ペコリ。

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