ソーイングテーブル
ソーイングテーブル…
北欧家具がお好きな方々は
きっと、ご存じでしょう。
北欧の方々は
秋から冬のとても長い夜を
裁縫や読書などをして過ごす…
そんな風土や習慣の中で
生まれたのがソーイングテーブル。
(だと思う…)
老後の楽しみとして
ダーニングや刺繍を始めて
その道具を整えてしまっておく
場所が無いことに気が付きました。
ご覧の通り、我が家の裁縫箱は
お腹がいっぱいのご様子…
この裁縫箱の中には
刺繍の道具は入っておらず
さて、どうするか…
籠?…
断捨離をして空間を作るか…
なんて、暫く考えると
ソーイングテーブルが頭に浮かぶ。
早速、リサーチ開始。
キャスターがついたもの
コーヒーテーブル型など
様々なタイプがありました。
ふーむ…
ビビッと来るものがないなぁ~。
そして、以前から日課にして
覗いていたお店
後先考えず、完全な一目惚れで
これ!!!凄い!!!と
やって来たのがこの子。
魔法の箱を開けるような鍵。
鍵を回しながら
ソーイングテーブルの天板を
持ち上げると…
なんということでしょう!
(某リフォーム番組のパクリ)
1960年代デンマークPovl Dinesen製
ヴィンテージ ソーイングテーブル。
ほぼ、私と同世代。
大小様々な仕切りがあり
なおかつ、このトレイを
取り出せるのが素晴らしい!
細部も丁寧に作られています。
このソーイングテーブルを
買付した時、引き出しの中に
前の持ち主の毛糸などが
そのまま入っていたそうです。
想像が膨らんで
とても嬉しくなりました。
綺麗にして貰ったんだよ!と
誇らしげに見えます。
我が家への輿入れは、いつも通り
縁起の良い日を選びました。
鍵や天板の操作を
直接、お伝えしたいと
都内から、わざわざ我が家まで
運搬してくださったのは
40代のご夫婦。
佇まいや雰囲気がそっくりで
素敵なご夫婦でした。
小さなお店なんです。と
仰っていたご夫婦で営む
こまものと北欧家具のお店 Salut
時間を見つけて
是非、お店へ足を運びたいと思います。
そうそう、この魔法の鍵を無くすと
開かずのソーイングテーブルになる…
もっとも大切な使用上の注意を残して
ご夫婦は颯爽とお帰りになりました。
大切に使いますね。良きご縁に感謝です。
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