プント・アンティーコとイタリアの道具
プント・アンティーコを始めて3か月…
流石にこれは無理だ!
という気持ちから
刺し込んでいくうちに
楽しさと難しさが
半々くらいになってきた。
プント・アンティーコで
使う道具はイタリア製。
教室の見学へ行った時に見た
道具の曲線と形状の
美しさに驚きました。
下の道具は、失敗した時に
切った糸を生地から
抜くときに使います。
郁子先生によると
元々は美容系の道具なんだそう…
日本も道具に関しては
とても優秀です。
それでも、糸切用のはさみの
使いやすさと切れ味は
驚くほど素晴らしい!
プント・アンティーコは
リネン布の糸を数えながら刺します。
図案を映して刺す
フランス刺繍との大きな違い。
数え間違えて刺すと
ある場所に来た時に
ずれていることに気が付く。
そうなると、すべて切るか
糸を抜いて刺し直しになります。
正直に言うと
年末年始は悶絶しながら
刺していました😅
郁子先生がお手本で
刺してくださった写真中央の
プント・ルオータ(車輪ステッチ)と
ヴァポーレが美しい。
プント・ルオータの直径は7mm。
自分が年齢を重ねると
尊敬する人や叱咤してくれる人が少なくなる。
これが唯一、年齢を重ねる残念さ。
それでもプント・アンティーコを通じて
郁子先生とご縁があったのはとても嬉しい。
それにしても見れば見るほど
自分の刺した所は美しくないなぁ😁
先週、日曜日に公演があり
その準備で慌ただしくしていた。
そんな、かあさんに
甘えたくて仕方ないユキ。
ほぼ、仕事を入れず
ゆっくりと家で過ごしています。
そうなると、何時間でも
かあさんの膝上で寛ぐユキです。
ユキを膝に乗せたまま
プント・アンティーコを刺す…
そんな優雅な時間を
過ごすなんて、夢のまた夢だ。
教室の先輩方についていくのに
必死な私は教室内であたふたし
キョロキョロを周りを見て
完全に挙動不審。😂
そんな私に、郁子先生は
「ほんの少し我慢が必要だけど、大丈夫」と言い
先輩方は
「一番最初の作品はまだ完成していない」と
言ってくれます。
新入生の私に
何かと気を使ってくださり
勇気づけてくれます。
有難いな…
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