暮らし方から道具を選ぶ③(器編その2)

暮らし方から道具を選ぶ。
第3回、器編その2。
予告通り
カップの選び方です。

結論が早いですが
今回のポイントはたった一つ。
あなたが好んで
頻繁に飲んでいるものから
カップを選ぶと良いでしょう。

コーヒー、緑茶、ハーブティ
紅茶、中国茶では
それぞれ、温度や湯量が違います。
用途に合わせて
購入し続けていると
以前の
私のように物が溢れます😅

カップはそれぞれの
お茶文化が反映されています。
ハーブティや紅茶を入れる
湯の温度はかなり高い。
そのため、カップの淵が
上に向かって広がる形状になります。
火傷防止と考えれば納得ですね。
下はグスタフスベリの
アンティークティーカップと
ノリタケのティーカップです。


中国茶の場合
じっくり蒸らしていただけるように
カップ、茶こし、蓋がセットに
なっているものがあります。
結構、便利。
これは、台湾のお土産で
母からいただいたもの。


また、コーヒーや緑茶の
湯の温度は少し低めになります。
カップに注いだ時
更に温度が下がらないよう
カップの内径は狭くなっているか
ほぼ垂直な形状になります。

ちなみに
湯呑、湯町窯のマグカップ
グスタフスベリのデミタスカップを
並べてみましょう。
こんな感じです。


湯町窯のマグカップは
「ウェットハンドル」に特徴があります。
バーナード・リーチさんが仰った
「自然と生えているようにつけなさい…」
という言葉が見て取れます。
湯町窯の器は、ぽってりしていて
心が温かくなります。

結局、最終的に私が
たどり着いたのは
柏木千繪さんのカップ&ソーサー。
この佇まいにやられました。笑。


我が家では暖かい飲み物全般と
スープをいただくのに利用しています。
やっと、自分好みのカップに
巡り合えました。

是非、皆さんも
ご自身のお茶文化に目を向けて
自分だけの
お気に入りを見つけてくださいね。

来週はブログをお休みします。


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