友達の出産と金婚式




4月28日(金)友達が
無事に男の子を出産しました。
出産前には、妊娠高血圧症候群で管理入院し
28日の午前に陣痛促進剤をしても陣痛が来ず…
午後から帝王切開。
入院当初は、血圧を測る以外にすることがなく
また、食べることが大好きな彼女には
厳しいであろう病院食や
人生初の入院の心細さ
出産への不安をSNSにアップして
気を紛らわせていたように思います。

相当、暇でしょ。の私の書き込みに
暇、暇、ひま~!とお返事…
でも、出産直前は彼女にとって
怒涛の数時間だったに違いありません。

今頃は生まれた子供に授乳しつつ
帝王切開の痛みが出ているはず。
数日は眠れないだろうし、笑っても咳をしても
歩いても、寝返りしても
そして、おトイレだって痛みを伴う。

産科で長年勤務していた母は
昔から色々話をしてくれていました。
最も、印象に残った話しは…
子どもが五体満足で生まれてくることが奇跡で本当に凄いこと
そして、どんな方法であっても
お母さんと子どもは命がけで出産するんだよ。

私は結婚もしていないし
子どもを産んでいないけれど
子どもを産む、人の親になるということが
この上なく、素晴らしく
そして、大変なことかは
28年楽器を教える仕事をして
多くの子供たち、その親御さんたちと接してきて
多少は理解しているつもりです。

これから3か月くらいは
妊娠していた十月十日の体の疲れと
手術の休養を十分に取って
甘えられる人に遠慮なく
甘えて助けてもらって欲しい。
昔、友達の子供3名の
ベビーシッターをやった経験が
まだ使えそうなら
私も援軍になるつもりです。
勿論、お呼びがかかればね…
ともあれ、無事で何より。そして、本当にお疲れ様!

そして、両親の金婚式記念食事会の為に
用意したサプライズプレゼントが到着。
ユキは、中身より段ボール箱をチェック。


肝心の中身ですが
高級ちりめん風呂敷にて包まれ
桐の箱に入っていたのは…



両親が結婚式を挙げた
3月11日のみの新聞1面と番組欄の
50年間分を1冊にまとめたものです。
特に結婚式当日に何があったかは
両親ともに覚えていないはずだし
50年間の社会情勢と二人の人生を重ねて振り返りながら
思い出すこともあるかな…と、選びました。

お食事は、千葉市にある「鮨 たかおか」へ…
入口に立つとわずかにお香の香りがしました。


わかめとハスをポン酢でいただきながら
小豆で炊いた煮ダコから始まり、走りの鰹、甘鯛
太刀魚の棒寿司(炭火で炙っています)


鯛の子の味噌漬け


残念ながら、この後はお食事に集中。
撮影しておりません(-_-;)

ハマグリの茶わん蒸し、金目鯛のしょうゆ漬け
コハダ、トリ貝、赤身、中トロ、大トロ
スミイカ、蛤、鯵、車海老、ウニの軍艦巻
お椀、穴子、たまご
全部、書き出せたかな…

お店のしつらえ、器などからは、茶道を感じさせ
無駄がなく、実に丁寧な仕事ぶりと
香りのするお鮨に
ひたすら、感動し、感心しきでした。
探求心の塊のような「寿司職人」という
言葉がピッタリなご主人。

金婚式の両親に喜んでもらえ
ついでに5月上旬の弟の誕生日も
兼ねてお祝いができました。
当初の失敗は、これでクリアできたはず…

帰宅してから、今日のお鮨を振り返ってみると
なぜか、私、もっと勉強しなきゃ!と
深く考えさせられた、そんなお料理でした。






コメント

人気の投稿