お嬢ちゃんたち㉚ 本当の優しさとは…

10月1日の日曜日、用事を二つ
片づけて自宅へ戻り
予防接種を受けさせる為

リンを病院へ連れて行きました。

予備日として10月2日、3日を設けました。

勿論、捕獲失敗の為です。

さぁ、いい子だねぇ～

キャリーに入りましょうね～（笑顔）

なんてスムーズなことは絶対にありえない。(-_-;)

予備日があっても今日、病院へ連れて行かないと

スケジュール的にかなり厳しいのじゃ！と

心の中で叫びながら、6度ほど捕獲に失敗。

挙句、捕獲できないよう、リンの前に

ユキが立ちはだかり「ゔーーー」と威嚇。

そして、襖を開けてリンを逃がそうとする。

体を張ってリンを守る…そんなユキにいつも感心します。

それでも何とかキャリーに入れて病院へ…

「はーい！確実に太ってます！」

「ご飯は飼い主の責任。気を付けてください」と

リンの皮下脂肪をつまみながら、医師が釘を刺す…

リュックキャリーが肩に食い込み

病院への往路で行商のおばさんの

大変さを痛感しました。

ご飯のあげ方を工夫し、運動しなくちゃね…リン。

一方、リンを守ろうとしたユキはというと…

9月末と10月3日、ラグに粗相をしました。

3年前に我が家に来て初めてです。

1回目の粗相は、ユキとリンどちらかわからず

様子を見ていました。

10月3日の昼間、ユキの強い要求鳴きと

夜、ラグへの粗相が決定打になりました。

ムートンにリバースをしたのが3月。
それ以来、ムートンへのフミチューを
やめさせていました。

あれから、半年…

ユキのストレスは
里親の感じている以上に大きく

限界だったのでしょう。
仕事の忙しさの中で

頻繁な要求鳴き、眉間にしわを寄せ

険しい表情をしているのが
心に引っかかっていました。

片づけていたムートンを出してみると
半年分の想いが溢れるように1時間近く
ユキはフミチューをしました。

粗相の原因がストレス抗議なのか
もしくは、病気によるものなのか
木曜日までトイレの様子も
確認して、金曜日には決断して
必要なら病院へ行こうと考えています。

フミチューをやめさせたのは
ユキの為でしたが
彼女の気持ちとは
かけ離れていたのかもしれない…

膝の上に乗り、満足そうなユキの寝顔を見ると
本当の優しさとか、本当に相手の為なのかを
判断するって難しいな…と考え込んでいます。
そんな中、里親の気持ちを
知ってか知らずか
寝ながら、深く大きなため息を2回…
そのため息はユキが
心底、満足している証拠なのです。