昨年末の母
友達からいただいたお茶と
金沢土産のきんつばをいただきながら
休憩をしていると
新年に母から聞いた話を思い出します。
昨年12月のある日
固定電話に電話がかかってきました。
このご時世にご丁寧にも
苗字をはっきりと言って電話に出る母。
(出だしから自ら情報を漏洩しておる…)
風邪をひいたという、相手は
まんまと弟になりますまし
駅までもって来て型の
詐欺を仕掛けてきました。
気づくチャンスは何回もありました。
・弟は「俺」とか「僕」とか言わない。
・鞄を無くし携帯が無い。と言っている
一方で携帯に電話しないで。
(ここが気づく最大のチャンスだった!)
・持って来てと言った駅名が間違っている。
(ここで母、そんな駅は無い!と答えている。笑)
・郵便局員に大丈夫ですか?と言われている。
これだけ気づくチャンスがありながら
見事にこれをクリア!
(犯人はあと一息と思っていたであろう…)
残すは渡しに行くだけの状態に。
ここで、バタついている母を父が問いただす。
父が何度も弟の携帯に電話をかけ
電車に乗車中で出られなかった
弟と話すことができ
母と変わり、詐欺であることが判明。
弟からこっぴどく怒られたそうです。笑。
弟からこっぴどく怒られたそうです。笑。
100万円は奪われずに済み
引き出したお金を戻しに行くと
同じ郵便局で200万円の被害があったと
話しを聞いて帰って来た母。
母はTVで放送された被害のニュースを
こう思って見ていたそうです。
「なんで引っかかるのかしら…」
私としては、この時点でアウト。
そして、もう一つ気になったのは
「巧妙なのよね…」との言葉。
後日、私は母に全然、巧妙じゃない。
よく聴いて、考えればわかったはず。
今は男性の手口がほとんどだけれど
その内、娘を騙る手法が出てくるはず。
だから、私の名を語ってきたら弟に
弟の名を語ってきたら私に電話をすること。
固定電話は常に留守番電話にすること。など
いくつか忠告をしておきました。
今では母のことを
「100万円の母」と呼んでいます。
それにしても
郵便局員が何度も確認してくれたのに
母は元気に「大丈夫です!」と自信を持って
答えた姿を想像すると
答えた姿を想像すると
私は何故かウケてしまいます…
これも被害を免れたから笑い話に出来る。
困った世の中と母です。(-_-;)
常日頃のコミュニケーションも大事ですが
親子同士で合言葉でも
作っておいた方がいいかもしれません。
(山!川!じゃ忍者になるか…)
親子同士で合言葉でも
作っておいた方がいいかもしれません。
(山!川!じゃ忍者になるか…)
皆様も十分に気を付けてください。
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