民藝館と小鹿田焼

以前から行ってみたかった場所
それは目黒区にある民藝館

友達のM子さんにそのことを話すと
M子さんの師匠の師匠
開催していると教えてくれました。
西館、旧柳宗悦邸の公開日に合わせて
仕事を休みにしました。

目的の民藝館入口。


そして、片野元彦さんの特別展。


何故か昔から藍染に惹かれていた私。
片野元彦さんの作品を見て
心底、驚きました。
見たことがない
美しい布に見事な藍染が
鮮やかに目に入ってきました。
気が遠くなるような
手仕事の凄み、圧巻の一言です。

後日、M子さんに感想を伝えると
布は今では作られていない
手仕事のものであること。
天然の藍を扱うことの難しさなど
知らないことを沢山、教わりました。
M子さんの審美眼の秘密が
少しわかった気がしました。

併設展示でバーバード・リーチの作品を
見れたことも嬉しかったし
旧柳宗悦邸は
とても心地いい空間でした。

そして、もう一つのお楽しみ
ミュージアムショップ。
手に取ってみたかった民藝のもの。
目に留まったのは、湯町窯と小鹿田焼。
私の中の私がこういうのです…
「断捨離しているのに、買うの?」
「だってさ、よく見てご覧。凄く美しいでしょ…」と
押し問答。
しばし考えて、一目ぼれした
小鹿田焼 6号皿 飛び鉋を購入。
(男性には一切、一目ぼれがない私…何故だ…謎だ…)

早速、お夕飯に使ってみました。
「ほーら!素敵じゃん!ムフ…♡」

ビタミン菜の炒め物
木の芽味噌の豆腐田楽
フキの炒め煮
(野菜は取り寄せている農園のもの)


湯町窯のミルク呑みカップも素敵でした。
実はM子さんを通じて、昨年お願いした
カップ&ソーサーが到着したと
連絡があったから購入はやめたのです。
そのカップ&ソーサーは
すでに使い始めています。
そのことは又、別の機会に。

商品を手に取って見なくても
購入できる世の中です。
様々なものを買ってきた私が言えるのは
必ず、足を運んで手に取って
しっかり見てから買う。

ちなみに、この小鹿田焼のお皿も
写真と実物では全く印象が違います。

色、形、肌ざわり、重さ、サイズは
自分の目と手で確かめる。
そうすれば本当に買うべきものか
見極めることができます。
これに勝るものはありません。

コメント

人気の投稿