柏木千繪さん

時が来るのをじっと待つ…。
こんな些細なことを
ユキやリンと生活しながら覚えた私。

ある時、SNSで見かけた
カップ&ソーサー。
それはM子さんの親しい友人
柏木千繪さんのものでした。

来民澁団扇を納めるものを
作っていただいたのは
ご主人の柏木圭さん
奥様である千繪さんに
カップ&ソーサー制作を
依頼し、待つこと数か月…
M子さんより器が到着!と
連絡を受け、心弾ませお店へ。
新聞紙にくるまれた中から現れたのは…


凛とした静寂さを湛えた器でした。
写真では真っ白に見えるはずです。
実際は目を凝らすと
薄い水色に見える部分があります。
清流のようなのです。
(千繪さんが同級生とは思えない…)

早速、使ってみました。


使って一番驚いたのは
いつもと同じ西さんの紅茶なのに
味わいが違う。
人の手で作られた飲み物の器が
そっと寄り添うような
優しい感触がするなんて初めての経験。

これまでカップ&ソーサーを
購入しては「ん…これじゃない…」と
納得できなくて人に差し上げたり
売ったりしてきました。

一生、つき合う器が
やっと見つかって
心底、嬉しい…。

千繪さん。
ありがとうございます。
大切にします。

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