暮らし方から道具を選ぶ④(器編その3)
暮らし方から道具を選ぶ。
第4回、器編その3。
今回は高めの高台の器です。
副題をつけるとしたら
「私の好きな器」かな。
暮らし方から道具を選ばないのね。と
思われた方…
高めの高台を使いこなすには
暮らし方₌心のゆとりが
必要ですから
ラベルのテーマからは
それほど、外れていないんです。
では、参りましょう。
高めの高台の器は
食卓に奥行きや高低差を作り
目でも食事を楽しませる器。だと
私は思っています。
左から、両親が結婚した際に
購入したものを譲り受けた高台鉢。
中央が長倉靖邦さんの小糸焼。
右は最近、我が家の一員になった
常滑焼の輪花高台。
常滑焼というと盆栽鉢で有名な
中野行山さんが頭に浮かびます。
この愛らしい輪花高台を集めたのは
友人のおじい様。
ステキな審美眼です。
夏にいらしたお客様には
こんな風にお出ししました。
輪花高台にサンゴールドキウイ。
デザートの器としても利用できます。
薄いブルーが涼しげで
目からも涼感を得られます。
食事の場合、高台の高い器には
副菜が盛られます。
ですから、配膳は
左手奥にされると良いです。
平たいお皿だけでは
なんとなく味気ない。
そんな時に
高台の高い器を使うことで
目線が変わり
食事を一層、楽しめるはずです。
書いた通り
食文化と器は
切っても切れない関係です。
その中でも
特に日本食は他の国を
寄せ付けない食文化があります。
地域に根付いた食を含めると
多様性と言う言葉が軽く思えるほどです。
また、地域の食に適した器がある為
日本ほど器の種類が多い国もありません。
だからと言っては何ですが
様々な器を見ると
あらー。素敵😍と
目も心も
奪われてしまうんですよね…
完全な言い訳です。
あはは😅
今月は忙しい為
次回は第4週目27日に投稿します。
少しでも暑さが
和らいでいるといいですね。💦
皆様!
くれぐれもご自愛くださいませ。
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