50代へ…

9月…。
それは私が1歳、年を重ねる月である。
これまで20歳、30歳、40歳と
年月を重ねてきたけれど
何か変わった訳でもなく
(容姿の変化はある…仕方なし)
また、心境の変化も特に生まれて来なかった。

しかし、50歳となると
生きて来た時間より
残り時間が少なくなっている事実を
否が応でも感じています。

最近は幼い子供を見るとやたら可愛く思え
自分の持っているもので使ってくれそうな
若い世代の人たちに声をかけ
少しずつ譲り渡しています。
若い世代には無駄にお金を使って欲しくない。
一生、または、次の世代へ譲っていけるものを
手に入れ、日々の暮らしの中で
大切に扱う姿を見せれば
本物の豊かな生活とはどういうものか
伝えられるんじゃないかなと…


私の尊敬している数少ない方の中に
9月にお亡くなりになった
樹木希林さんがいました。
骨董に造詣が深く
希林さんみたいな人になりたいと
ずっと思ってきました。

朝日新聞連載「語る 人生の贈りもの」
5月25日掲載に
希林さんはこう語っています。
「ここまで十分いかしてもらったなぁ、って思います。
私、自分の体は自分のものだと考えていました。
とんでもない。
この身体は借りものなんですよね。
最近、そう思うようになりました。
借りものの身体の中に
こういう性格のものが入っているんだ、と」

今まで急いで生きてきた分
永遠の甘えん坊「2匹のお嬢ちゃん」たちとの
生活をゆっくり、じっくり、味わい
次の60代を目指して進んで行きたい。
そして、様々な人たちに会う為に
自分から出向き
見聞を広めたいと考えています。

実は、すでに行動に移しており
そのことは後日、ブログに投稿いたします。
乞うご期待!(←誰も期待しないか…笑)

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