その昔…

先週から北海道で
行方不明になっていた小2の男の子。

6日ぶりに無事発見という
ニュースがありました。

長いこと教える仕事をしていると
子育てをしていない私でも
わかることがあります。

現在は小1、小2男子3名を教えています。

この年齢の子供はとてもいたずらが多く
色々と加減をしなくてはいけないことがわからず

女の子と比べても、とても幼い。

そして最大の特徴が...
基本、人の話しを聴いていない！

 北海道の小2男子もそんな子だったのでしょう。
そして、このくらいの年齢の子供は
大人の想像を超えて
本能的でより動物的に生きている…
数km位の距離なら、子どもの足でも
その日のうちに、見つかった場所に到着できます。

その昔、2歳くらいだった弟は
私が通っていた保育園までの

約1kmの距離を足で蹴って乗る
車の乗り物でやって来て

保育園の先生は大慌てで
母に電話し、母もビックリ仰天。
なにせ、車が多い道を2本渡らないと
保育園までたどり着けないから…

母が迎えに来るまで
私と一緒に教室で歌を歌って待っていました。
横に座った弟は、ニコニコしながら
歌っている私を見ていた記憶があります。

そして、自転車を飛ばしてやってきた
母は、ひたすら謝りまくっていた…



写真は、その事件があった年。
七五三だったのかな。
私が7歳の時は着物を着たから
その前、私が5歳、弟2歳。
なんで千歳飴もってるんだろか…
笑。
私は今も写真に写るのが苦手…
こんな小さい頃から変わらない。
弟は、いかにもやんちゃそうだ。


そして、他にもこんなことがありました。

買い物に出かけ、私と弟を見て
待っているように言われた父。

弟を見失い、上野で迷子になり
西洋美術館の先に今もある

交番のお巡りさんに助けを
求めたことがあります。

結局、弟は泣きじゃくりながら
最初にいた場所に戻ったところを発見。

見つかった時は安堵しましたが
その後、母が凄く父を叱っていたのを
今でも覚えています。

きっと、北海道のお母さんも最終的には
お父さんを叱ることになるはず。

だから、もうその家族を
そっとしておいてあげて欲しい…

男の子を育てているご両親の大変さと

その昔、幼かった弟がした数々の出来事を思い出し
それがオーバーラップして
何とも可笑しくなってしまいました。

まぁこれも、北海道の男の子が
無事に見つかったおかげ…

家族のもとに戻れて本当に良かった！