ガラスたち

震災で少なからず
被害を受けた我が家は
寝室以外は靴で歩かないと
危険なほどガラスが散乱。
ここに住み続ける限り
ガラスはもう無理だなと思ってた。

喪失感や精神的なダメージが
時間の経過で回復していくのと
同時に少しづつ
ガラスにも心が動き始めた。


ガラスが光を受けた時に
輝く瞬間が好き。

10月になると太陽の光が
部屋の奥まで入ってくる。
心地いい季節になった。

コメント

人気の投稿