ユキ④

ユキが我が家に来てから
少しづつ入っていい場所を拡大してました。

しかし、寝室だけは絶対に
入れさせないようにしていたのです。

もし、私が猫アレルギーになったら
一緒に暮らせないから…

我が家に来て7か月たった
今年2月ある日の深夜。

何を決心したのか、彼女はこの前足で
寝室の襖をこじ開けることを始めたのです。

その後の様子をユキ目線でお伝えすると

       
　　勝利者インタビュー！

         司会：ユキさん、和室へのテリトリー拡大おめでとうございます。

         ユキ：ありがとうございます！

         司会：勝因はなんでしょうか？

         ユキ：一言で言いますと機が熟すの待ったというところですね。...
         司会：なるほど。相手も相当手ごわかったと思いますが？
         ユキ ：ハイ！相手も寝たまま、襖を閉じ
　　　　　  深夜2時過ぎまで鉄壁の守りをしてましたから。
　　　　      最後はわたしの粘り勝ちですね。
         司会：そうでしたか。この先の目標はありますか？

         ユキ：この戦いは大変厳しかったので少し休んでから考えます。
         司会：お疲れのところありがとうございました。放送席にお返しいたします。



 　　　放送席：里親の談話が入ってきました。

　　　　　　　「掃除をすればいいだけのことだ！」と
                                強気でしたが、ユキさんの攻撃に
                                かなり、動揺している発言でした。

　　　　　　　　なお、勝利者賞としてユキさんには
                                里親の布団で一緒に寝る権利が送られます。

春が来て、夏が来て、秋が来て
また、冬が訪れようとしています。

春先まで、ユキだけでなく
リンも一緒に寝ることになるのかな。

里親の私は布団へのコロコロ作業を
朝晩やることになるかも…

我が家のコロコロ消費量が半端ございません…
（動物を飼っている方なら、みな同じかな）