嬉しい報告

昨年4月から、大学受験で休んでいた
レッスン生とお母様が報告にと
レッスンの合間に我が家に来ました。

約1年間に一度だけ制服姿で見かけたけど
急いでいる様子で声をかけずにいたこと。

切羽詰まっているような
何にも書いていない年賀状の返事に

私は「とにかく、頑張れ」とだけ書いて出したこと

どんな受験生活を送っていたか
進路はどうなったかなど
1時間半ほど話しをしました。

彼女との思い出の中で印象深いのは
ヴァイオリンを始めた幼稚園生の時

人生初の発表会直前
幼稚園の椅子から落ちて指を骨折し
発表会に出られなかったこと。

レッスンに行く途中に見かけると
なぜか跳ねるように歩いていたこと。

肉が嫌いというので、肉食べないと
脳が大きくならないから

おバカになってしまうよ。と言ったら
食べるようになったこと。

そして、当時、私のレッスン生だった
5つ上のお姉さんにとても憧れていたこと。

もしかしたら、今でもかな…

そして、その5つ年上のお姉さんは昨年音大を卒業し
26日（土）に初リサイタルを行いました。

バッハ、バルトーク、フランクのプログラム。

私は仕事が詰まっており、行けず…

彼女を知っていたり
現在のレッスン生が足を運んだようです。

聴きに行った生徒が、今日のレッスンで
「とても音が艶やかで素晴らしかった」と言っていました。

5つ上のお姉さんも
最初の出会いが印象深く、引き継ぎで来た時

レッスン中、立って寝てしまうというお母さんの言葉に

それは、レッスン前にスイミングに行っているからだ。と
言ったことをよく覚えています。

レッスン生の、いい時も悪い時も見続け

成長する姿を長く見ていると
本当に感慨深いものがあります。

写真は、レッスンに復帰するからと、いただいたもの。

坂角総本舗の中身は私が食べて袋は
お嬢ちゃんたちが遊びに使うことを

覚えていてくれていたのでしょう。

彼女は、大学で生命創薬科学科を勉強し
研究者の道を歩むそうです。

こんな嬉しい報告を聴き
満開の桜を見るように晴れやかで
心躍るような気分になりました。

二人とも、本当によく頑張りました。
おめでとう！