思い出の指揮者アバド



5月10日から15日の日程で
ベルリンフィルが来日しています。
今回はベートーヴェン交響曲全曲演奏らしい…
過去、演奏会を聴いた中で
一番思い出深いのは
1994年、今は亡きアバドと
ベルリンフィルの来日公演。
曲目は
ムソルグスキー:はげ山の一夜(原典版)
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)
チャイコフスキー:交響曲第5番


この公演チケットを取る為
2時間、電話をかけ続けました。

何とか、チケットが確保でき
 当時、仕事として音楽を続けるべきか否か
随分、迷っていた気持ちを抱えて出掛けたのです。


この演奏のおかけで
音楽に対する想いが生き返り
現在まで仕事を続けることができたと
言っても過言ではありません。


今ではこの公演は
伝説の名演奏と言われています。

この演奏から、22年…
今、この演奏を聴いても
感動できるし、ホールの中を
音が縦横無尽に、立体的に動くさまを
思い出すことができます。

その後、アバドとベルリンフィルは
隔年で数回、来日しましたが
不思議と1994年以降
チケットが入手できませんでした。
もしかしたら神様が
こいつ、他にやれることないから
1回、公演を聴かせて
音楽を続けさせよう…としてくれたのかな…
そんな風に思える
大切な思い出の公演です。











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