若冲展



連日、ツイッターに出ていた
入館までの待ち時間の長さに
やめるぅ~?やっぱり行くぅ~?と
迷いに迷っていました。
余りの好評ぶりに
(いや、入館者の多さに美術館の方が音を上げたと言っていいかも)
プレイガイドでのチケット購入が
19日までとHP上で掲載したのを見て
やっぱり行こう!と決意。

色々、下調べをしました。
まず、時間帯、待ち時間の過ごし方
洋服などなど…
持参するのは、麦茶を入れたthinksportのスポーツボトルと
TWEED MILLのアウトドアラグ、飴
立ったり座ったりが楽なハイキング用のパンツと
リネンのシャツ。
一応、防寒用にシルクリネンのストール
リネンの帽子をチョイス。


そして…5月24日、若冲展最終日の朝。
5時20分起床、軽く朝ごはんを食べて
お嬢ちゃんたちのご飯の支度をし
6時40分に自宅を出発し
上野に7時38分に到着。
そのまま、東京都美術館まで歩くと…
拡声器を使って何かしゃべっている…
いやな予感…
ざっと見ると、すでに500人以上並んでる…
あらら…
仕方なく、列の最後尾に並ぶと
60代前半位のご夫婦に話しかけられ
昨日来て諦めて帰ったこと
実家が東京で静岡から来たことなどを伺いました。
つわものは他にもいて
日曜日と今日栃木から来た方
昨日と今日、奥多摩から来た方
そして、静岡の三島から
始発の新幹線で来た方
フランス語圏のお国の方を
数名、同行していた登山家のような方など…
立ち話も何だし、先も長いから
静岡のご夫婦と分け合って
持参したラグに座っていただきました。
入館の列の途中にはテントが張られ
給水ポイントや休憩場所があり
栃木のおじさんは
日曜日に看護師がいっぱいいた。と言っていました。
熱中症の方が多かったのかもしれない。
最終日だからか
すでに長蛇の列ができ
収拾できないからか
開館時間が大幅に繰り上げられ、入館。


肝心の若冲はどうだったかというと
圧巻!としかいいようがない。
ボクシングで言えば
まさにノックアウト状態。
作品は大きなものが多く
特に、1階展示室の釈迦三尊像3幅を中心に据え
動植綵絵33幅を左右にずらっと
円形上に配置した空間に圧倒されっぱなし。

今までで、この空間に
ずっといたいと思ったのは
弥勒菩薩半跏像が
いらっしゃる広隆寺だけでした。
今回の釈迦三尊像3幅と動植綵絵33幅も
そんな風に思えました。


私が美術館を出たのは10時半前。
それでも、長蛇の列は
途切れることなく続いていました。
図録は6月中旬以降、自宅へ送られてきます。
楽しみ。


帰りは西郷どんの横を通り、帰宅。
しばし、休憩後に仕事に出かけました。

今日は、あきらめずに
早起きした甲斐がありました。
身体はひどく疲れたけれど
最高に充実した一日になりました。












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